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変形性膝関節症になると水が溜まる理由

変形性膝関節症では、膝の部位に水が溜まってしまう場合がほとんどです。この原因は、膝に炎症がおこること、また、半月板や関節軟骨に損傷があること、の2つが考えられます。

膝の水が溜まり過ぎると、注射をして抜かなければなりませんが、この際に抜いた水をチェックして、その色が大分濁っている、という場合は、炎症の強さが原因でこのような症状が出てきていると考えられます。

正常な状態では、膝には3ミリL程度の水が入っています。黄褐色のような透明な色で、オクラのよな粘り気と適度な潤滑性があります。ヒアルロン酸が成分となっていることで、潤滑剤の役目を果たしていますが、変形性膝関節症が悪化して溜まってしまった場合は粘り気がほとんど無くなってしまいます。

よくこの悪い水は抜くと癖になってしまう、と言われますが、溜まってしまって突っ張った感じが強くなり、また可動域もかなり狭くなった、という場合は、一度抜いてみる価値があります。

抜いた後にじっくりと観察して、その色や濁り方、成分や培養検査の結果によって、変形性膝関節症の治療方針を決定し、変形性膝関節症の診断内容をより価値のあるものにすることができます。

つまり何度も抜くのは変形性膝関節症の改善にあまり効果がありませんが、まず初回は抜いてみるのがよく、あるいは診断結果や変形性膝関節症の状態によっては複数回抜くのも許される、ということになります。

抜くことが癖になってしまう、という場合は、抜いただけで変形性膝関節症のリハビリ治療はせず、そのまま何度も抜いても変形性膝関節症の改善効果がない、ということになります。抜いた状態から感染の可能性がなければ、変形性膝関節症の炎症を抑えるための薬剤を注入します。

またステロイド剤を注入することによって、また抜かなければならなくなるほど水が溜まることはほとんどありません。

ステロイドを注入後、再度大きく溜まってくるという場合は、リウマチや痛風などを発症している可能性があります。またその他のケースでは、漢方薬を注入してみたり、他の可能性の低い疾患を見るためにMRIを撮影することがあります。