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椎間板ヘルニアを回復させるには

椎間板ヘルニアは、成年から壮年まで幅広く好発します。また、痛みやしびれ等の症状の度合いは同じような椎間板ヘルニアでも年齢によって差があります。

しかし、椎間板ヘルニアの症状の回復の段階はほぼ同じで、急性期から開放期までおよそ5つの段階に分けることができます。まず椎間板ヘルニアの急性期には、痛みが激しい場合が多く、歩行困難にまで達する腰痛や下肢痛も起こり得ます。

坐骨神経痛により、咳やくしゃみをしても激痛が走り、安静にしていることも困難という場合も多くあります。

椎間板ヘルニアの主な治療方法は薬物療法やブロック注射を用いて痛みを緊急に取り除くことを試行します。次に慢性の前期には、立って歩いたり炊事をしたりなどの基本的な日常生活がほぼ行えるようになりますが、無理をすると急性期の痛みが出ることもあり、できるだけ安静をとることが大切です。

慢性の後期には、日常生活や簡単な仕事ができるようになりますが、重いものを持ったり、長時間立位を維持したりすることで椎間板ヘルニアが再発する可能性は残っています。

坐骨神経痛の症状はまだありますが、激しいものは無く、しびれが頻繁で、痛みはほぼ無い時期です。

慢性の後期が過ぎれば、自然回復期に入り、椎間板ヘルニアの痛みはほとんど無くなり、スポーツや重労働などの負荷のある程度少ない仕事も普通にできるようになります。定期的に通院をして検査を受け、できるだけ毎日のリハビリを欠かさないことを目標にして、椎間板ヘルニアの再発を防止することも考えます。

開放期になれば、ほぼ数年以内の椎間板ヘルニア再発は考えられないような状態にまで回復しています。スポーツで体を鍛えたり、毎日の肉体労働も難なくこなせるようになります。

これらの結果や経過は、手術でも保存療法でも同様ですが、速度的には手術のほうが幾分早くなります。しかし、最近では手術と保存療法では施術後の効果にほぼ変わりがないというデータが立証されてきているため、より安全な保存療法を根気強く行っていくことが推奨されています。